日本の国土の67%は森林です。
そのため、野生動物も数多く存在しています。
最も危険な野生動物は熊でしょう。
環境省の調査によると、北海道の約55%の地域はヒグマが、本州の約45%の地域にはツキノワグマが生息しています。
2023年は、熊の餌となる木の実がとても少ないといわれており、たくさんの熊が目撃されています。
餌を求めて、人間が住むエリアまで熊がやってくるのです。
特に北海道、東北地方や北陸地方で、熊の被害が多数報告されています。
熊に襲われて大けがをしたり、死亡する人もいます。
熊は、整備されたハイキングコースだけでなく、民家にも現れます。
熊は体が大きいだけでなく身体能力が高い動物です。
走るスピードは時速50km程度だといわれていますので、人間が熊から走って逃げることは、まず不可能です。
また、鋭い爪や牙を持つだけでなく、人間の顎など一撃で吹き飛ばす力を持っています。
熊はまず顔面を狙う習性があるので、顔面挫創のほか、とても言い表せない凄まじい怪我をする人もいます。
治療した医者たちが、凄惨な状況が多いと言っています。
ハイキングや登山をするのは、とても気分がよいものですが、十分な情報なしでは危険です。
さらには、地方を旅行するときにも注意が必要です。
必ず、現地の情報を得てから出かけるようにしてください。
熊に出会った場合の対処法
(サイトの右上に言語を変更するボタンがあります。)
ニュースのビデオ(日本語。字幕を翻訳する設定をしてご覧ください)