Kaguya Reisebüro
久しぶり!  巾着田の赤い花 

巾着田は、埼玉県にある公園です。「巾着」は、口が狭まった袋のこと。地形が巾着が似ていることから、こう呼ばれています。
行き方は、池袋から西武線で秩父方面の電車が便利です。高麗という駅が最寄です。
高麗は、716年に高句麗(朝鮮半島にあった国)からの渡来人が移住したという歴史があります。1300年くらい前のお話です。

巾着田は、毎年9月下旬に咲くヒガンバナが有名で、その数約500万本。一面が赤いじゅうたんのようになります。
その他の季節でも、桜や菜の花が楽しめたり、ハイキングもできますので、週末都内から訪れるのにいいですよ。

ところで、コロナ禍のため、二年連続でヒガンバナは刈り取られてしまいました。
毎年、赤いじゅうたんのような花々を見ようと、たくさんの人々が訪れますから、安全のため、皆さんが来ないようにとの措置です。
地元の人々は、ヒガンバナの大群をとても誇りに思っていますから、どんな気持ちで花を刈ったのか考えると、悲しくなります。
そして、今年の9月は、久しぶりにヒガンバナが公開されました。

久しぶりに見る巾着田のヒガンバナは、以前と変わらず美しいです。
ヒガンバナが咲いている時期だけは、500円の入場料が必要です。入口で体温の計測や手の消毒も行われます。
そして、公園内では、それぞれがマスクをしたり、ソーシャルディスタンスをとったりと、お互いに気を付けて過ごします。

ヒガンバナは、たった一週間ほどしか咲かず、咲く時期も天候に左右されます。
この時期に、東京や埼玉の近くにいるようでしたら、ヒガンバナの開花情報をチェックして訪れるといいでしょう。
旅行の日程は、ゆったり目にするといいですよ。

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