Kaguya Reisebüro
日本人は英語ができない。悪いことですか?

日本に旅行したことのあるお客さまから、日本人はなぜ英語を話さないのかと聞かれたことがあります。
日本人が質の高い教育を受けた優れた民族だと思っているのでしょう。
この誤解はとても光栄です。しかし、残念ながらその認識と現実は異なっています。

英語を話す日本人は全体の10%程度と言われています。
東京や大阪のような大都市ではその割合はもっと高いですが、地方では英語を話す日本人は非常にまれです。
翻訳アプリでコミュニケーションが取れる人もいれば、それをいやがる人もいます。

日本人は中学・高校で英語を学びます。
小学生になると英語塾に通う子供もいます。
しかし、多くの日本人は英語を話せないのです。
そこで、私のお客さまは、なぜ日本人は英語を話せないのかと私に尋ねたのです。

日本人はふだんは日本語で生活をし、それに不便を感じていません。
外国語を話さなければならない状況がないのです。
それが日本人が英語を話さない理由だと思います。

英語でしか読めない本や、英語でしか観られない映画があれば、日本人はもっと英語を話せるようになるのでしょうが。
便利なことに、日本人にとって興味のあるさまざまなものが日本語に翻訳されています。
それは、かえって外国人旅行者には不便かもしれないですね。

病院でも英語が通じないことが多いことにも注意が必要です。
医師は英語の医学論文を読みます。先生たちは英語を理解しますが、多くの場合、英語でうまくコミュニケーションをとることはできません。
海外旅行保険に通訳サービスが含まれているかどうかを確認することをお勧めします。

日本へ旅行する前に、基本的な日本語を学ぶことをお勧めします。
特に、緊急時に必要な日本語を覚えておくと便利です。
日本は自然災害の多い国です。初期情報はもちろん日本語で提供されます。
英語で情報を得るには時間がかかるのが現状です。
多くの日本人は英語を話せないので、通訳してくれる人がいるかどうかは運次第です。

かぐやライゼビューローでは、ZOOMやスカイプを使った旅行前の簡単な日本語コースも提供しています。
また、コンシェルジュサービスでは、緊急時のアドバイスも行っています。

 

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