南海トラフ地震は、日本の太平洋側にある海洋プレート(フィリピン海プレート)に陸上プレート(ユーラシアプレート)が衝突することで発生する地震です。
政府によると、九州地方で激しい地震が発生したことで、このような地震が発生する確率が高まったとのこと。海底のプレートは互いにつながっているからです。
南海トラフ地震は一般的に100年から150年の間隔で発生し、前回の南海トラフ地震(1944年と1946年)から70年以上が経過しているため、次の地震の可能性が高まっているのです。
日本人なら誰でも地震についての知識がありますし、学校では定期的に地震訓練が行われています。地震が起きてもパニックにならないよう、訓練を受けています。
地震が起きたら、まず自分の身を守る。それが原則です。
地震の揺れの強さを表す日本独自の指標に「震度」というものがあります。 日本人はこの震度の値で地震を判断し、震度に応じて番号を振っています。
震度1:室内にいると、わずかに振動を感じる人がいる。
震度2:室内にいるほとんどの人が振動を感じる。 寝ている人が起きる。
震度3:室内にいるほとんどの人が揺れを感じる。
歩いている人は揺れを感じる。寝ている人のほとんどが目を覚ます。
震度4:ほとんどの人がおびえる。歩いている人のほとんどが揺れを感じる。 寝ている人が起きる。
震度5弱:ほとんどの人が恐怖を感じ、物にしがみつこうとする。
震度5-強:ほとんどの人は、物につかまらないと歩くことができない。
震度6-弱 : 立っていることが難しい。
進藤6-強・震度7:床に這いつくばらないと立てない、動けない。 身動きがとれず、宙に浮いてしまうこともある。
震度3まで日本人はいつも通りに振る舞います。
震度4になると、日本人は地震を心配します。
震度5以上になると、電車が止まるなどの問題が発生します。海岸付近では津波の危険性があるため、人々は高台に逃げます。
ホテルにいればホテルのスタッフが、電車に乗っていれば電車のスタッフが誘導してくれます。街中であれば、近くにいる日本人が声をかけてくれるでしょう。しかし、たいていの人は日本語しか話さないでしょう。多くの日本人は英語を話せないのです。いざというときのために、基本的な日本語の単語を覚えておくといいです。緊急時に翻訳アプリをわざわざ立ち上げる人はいないでしょうから。
大地震では、電気、ガス、水道の供給が止まります。携帯電話も使えなくなります。停電になればATMもクレジットカードも使えなくなります。日本円の現金は常に持っておくべきです。また、飲み物やチョコレートやビスケットなどの食べものをバッグに入れておくといいです。
日本人は約2000年もの間、地震や台風と共存してきました。
日本旅行を楽しんでもらいたいのはもちろんですが、自然に対して正しく恐れてください。
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