
日本酒は日本で最も有名なアルコール飲料で、日本を訪れるほとんどの人に親しまれています。もちろん日本人は日本酒もよく飲みますが、他のアルコール飲料も好きです。
特に焼酎。
焼酎を説明するとき、私はいつも「日本のウォッカだ」だといいます。
焼酎は、大麦、そば、黒糖、サツマイモなどを原料とする蒸留酒。
日本酒は2000年ほどの歴史がありますが、焼酎はそれに比べると新しいものです。
記録によれば、日本では16世紀にはすでに焼酎が飲まれていたそうです。 とはいえ、500年ほどの歴史しかないのです。
焼酎造りが特に盛んなのは九州南部です。
たとえば、鹿児島県の人に焼酎について尋ねると、いろいろ銘柄を教えてくれます。
生産量が少ないため他県で販売されない焼酎もあるので、そのことも。
焼酎のアルコール度数は約25%。ストレートで飲む人もいますが、ロックやミネラルウォーターで割って飲むのが一般的です。
寒い季節にはお湯割りで飲む人も。梅干しを入れる人もいますね。
焼酎は原料によって風味が異なります。芋焼酎は独特の風味があり、ちょっと飲みにくいかもしれません。まずはそば焼酎、麦焼酎、黒糖焼酎を試してみるといいのでは。
若者には「サワー」が人気です。サワーは焼酎などの蒸留酒をベースに、柑橘類などの果汁と砂糖やシロップなどの甘味料、炭酸水などを加えた飲み物です。
レモンやカシスを使ったサワーはアルコール度数が低く、若い女性にも人気。
通常は居酒屋で飲みますが、スーパーやコンビニでも缶入りのものが買えます。
焼酎が気に入れば、お土産にしてもいいでしょう。
日本酒は世界中で買えるようになりましたが、焼酎はまだ世界的にはあまり知られていません。
まずは居酒屋で飲み方をマスターするといいですよ。
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