Kaguya Reisebüro
日本でのお買い物。注意が必要なことも。

かぐやライゼビューローではコンシェルジュ・サービスも行っており、多くのご依頼をいただいています。
お客様の具体的なご希望をお話しすることはできませんが、日本での買い物についてアドバイスさせていただくこともあります。

旅行者の中には、日本では何でも簡単に手に入ると思って、事前に問い合わせをせずに来日する人もいます。大抵のことは問題ないのですが、特定のものを買いたいとなると困ったことに。
日本で過ごす時間は限られていることを忘れずに!

骨董品や美術品を買いたい場合は特に注意が必要です。
というのも、品物によっては日本政府発行の書類が必要で、日本を出国する際に税関検査があるからです。
当然、書類作成には時間がかかります。

また、電化製品にも注意が必要です。
日本と海外では電気の電圧が異なる場合があります。その場合、日本で購入した電化製品を自国で使用することはできませんのでご注意ください。
大きな電気店では、世界中で使える電化製品を扱っているところもあります。購入前に店員さんに聞いてみましょう。

免税ショッピングはどこでもできるわけではありません。ほとんどの小さな店では扱っていません。
現在の日本の免税システムは、消費税の還付手続きは店側が行い、顧客は免税された金額を支払うのです。空港税関での還付手続きは必要ありません。
しかし、現在、旅行者自身が空港で消費税の払い戻しを行えるように制度が改正されています。なお、正確な変更時期は未定です。

かぐやライゼビューローでは、お客様のお買い物のお手伝いもいたします。日本で買いたいものがありましたら、是非ご連絡ください。

 

トラベルコンシェルジュ

Concierge

 

日本人は英語ができない。悪いことですか?

日本に旅行したことのあるお客さまから、日本人はなぜ英語を話さないのかと聞かれたことがあります。
日本人が質の高い教育を受けた優れた民族だと思っているのでしょう。
この誤解はとても光栄です。しかし、残念ながらその認識と現実は異なっています。

英語を話す日本人は全体の10%程度と言われています。
東京や大阪のような大都市ではその割合はもっと高いですが、地方では英語を話す日本人は非常にまれです。
翻訳アプリでコミュニケーションが取れる人もいれば、それをいやがる人もいます。

日本人は中学・高校で英語を学びます。
小学生になると英語塾に通う子供もいます。
しかし、多くの日本人は英語を話せないのです。
そこで、私のお客さまは、なぜ日本人は英語を話せないのかと私に尋ねたのです。

日本人はふだんは日本語で生活をし、それに不便を感じていません。
外国語を話さなければならない状況がないのです。
それが日本人が英語を話さない理由だと思います。

英語でしか読めない本や、英語でしか観られない映画があれば、日本人はもっと英語を話せるようになるのでしょうが。
便利なことに、日本人にとって興味のあるさまざまなものが日本語に翻訳されています。
それは、かえって外国人旅行者には不便かもしれないですね。

病院でも英語が通じないことが多いことにも注意が必要です。
医師は英語の医学論文を読みます。先生たちは英語を理解しますが、多くの場合、英語でうまくコミュニケーションをとることはできません。
海外旅行保険に通訳サービスが含まれているかどうかを確認することをお勧めします。

日本へ旅行する前に、基本的な日本語を学ぶことをお勧めします。
特に、緊急時に必要な日本語を覚えておくと便利です。
日本は自然災害の多い国です。初期情報はもちろん日本語で提供されます。
英語で情報を得るには時間がかかるのが現状です。
多くの日本人は英語を話せないので、通訳してくれる人がいるかどうかは運次第です。

かぐやライゼビューローでは、ZOOMやスカイプを使った旅行前の簡単な日本語コースも提供しています。
また、コンシェルジュサービスでは、緊急時のアドバイスも行っています。

 

Concierge

eSIMを知っていますか?

私は古くからのモパイラーです。
ダイヤルアップ接続の時代から、小型のパソコンを持って世界中に行っていました。
カプラーという器具をご存じの方は、いらっしゃるでしょうか。

今はwifiが発達し、とても便利になりました。
それに、パソコンがなくても、スマートフォンで簡単にインターネットに接続できるようになりました。
ダイヤルアップで、苦労して接続していた時代を考えると夢のようです。

ところで、海外旅行に行くときはどうしていますか?
各携帯会社のローミングのサービス、またSIMを入れ替えて、現地でもスマートフォンを利用しているでしょうか?

最近は「eSIM」なるものがでてきました。
SIMの入れ替えはするのですが、それはオンライン上で行われ、スマートフォンに内蔵されている小さなSIMカードを入れ替える必要がないというものです。
すべてスマートフォン上で完結します。
ただし、まだ新しい技術なので、eSIM対応の機種は限られています。
それでも、どんどん利用できる機種が増えているので、最近スマートフォンを買い替えたという方は、
一度チェックしてみたらいかがでしょうか。
次の旅行は、より快適になると思いますよ。

以下は、eSIM についてのリンクです。

Holafly eSim

このリンクからですと、ちょっぴり割引があります。
なお、購入前には、ご利用のスマートフォンがeSIMに対応しているか必ず確認してくださいね。

この冬、新しく旅行コンシェルジュサービスを開始

この冬より、新たにお客様それぞれのご要望にお応えする旅行コンシェルジュサービスを開始いたします。

日本の知られざる名所のご紹介
外国人観光客に知られていない隠れた絶景スポットや地元の観光名所をご案内します。

地元の文化のご案内
お祭りなど日本各地の催しをご案内します。日本の伝統文化に触れていただき、より深い旅の思い出作りをお手伝いします。

お食事・レストランのご案内
お勧めのレストランから日本各地の絶品グルメまで、お客様のお好みに合ったお食事選びとご予約をお手伝いいたします。

快適な宿泊施設のご提案
ホテルや旅館の情報をご提供します。お客様のスタイルに合った宿を選ぶことで、快適な滞在をお約束します。
日本語での予約しか受け付けない宿もたくさんあります。そのようなところに宿泊してみるのも一興でしょう。

日本のマナー
日本のマナーや習慣に関する情報を提供します。日本での滞在中、現地の人々と交流し、快適に過ごしていただくことを目的としています。

緊急時のサポート
ご旅行中や現地での緊急事態をサポートいたします。安心してご旅行をお楽しみいただけるよう、いつでもサポートいたします。

旅程作成サービス
プロ目線で効率的な旅程を作成します。限られた時間を有効に使い、日本の魅力を存分に楽しんでいただけるプランのご提案を目指しています。

トラベル用の日本語レッスン
日本旅行で必要な基本的な日本語を学んでみませんか?

日本での特別な旅をお手伝いします。お客様のご希望やご興味に合わせて、オーダーメイドのご旅行作りのお手伝いをさせていただきます。

この旅行コンシェルジュサービスを立ち上げた理由

弊社には、様々な質問が寄せられます。
普通の旅行会社では答えられないようなマニアックな質問もあります。

昔に比べ、ホテルや航空券はお客様自身がオンラインで簡単に予約できるようになりました。
旅行者が情報を共有するコミュニティもあります。
そのため、残念ながら、多くの旅行会社は単なる予約代行業者になってしまっています。
これでは、たくさん質問がある旅行者の要望に応えることはできません。

旅行会社の仕事は、顧客の希望にプロフェッショナルな態度で対応し、そのご要望に応えることです。
これは、旅行会社のあるべき姿です。
私たちの仕事は、お客様に安全で楽しい旅行をしていただくこと。
お客様にはそれぞれの旅の希望があります。私たちはそれを実現するお手伝いをします。

日本を旅行するには、いつがいいの?

日本を旅行するには、いつがいいのかよくお客さまにきかれます。今回は、そのことについてお伝えしたいと思います。

お正月、お盆(8月中旬)、ゴールデンウィーク(4月下旬から5月上旬の連休)は、まとまった休みをとって日本人が旅行する時期です。電車も飛行機もどこも混んでいてあまりお勧めできません。
また、7月下旬から9月中旬は非常に暑くなり、熱中症の危険性があります。さらに、8月と9月は台風シーズンです。
飛行機や電車の遅延、欠航が多くなりますし、なにより台風は危ないですね。
この時期に旅行する場合は、天候や交通状況に注意してください。

一般的に、春と秋は日本での旅行に適した季節とされています。これには異論はありません。
また、梅雨入り前は過ごしやすく、11月下旬から12月上旬には紅葉も楽しめるのでおすすめです。
冬は選ぶ旅行先にもよりますが、問題なく旅行ができますし、観光客も少ないので案外快適ですよ。

また、場所を選べば梅雨の時期でも静かな旅が楽しめます。
温泉旅館に泊まるのもおすすめです。ちなみに北海道には梅雨はありません。

以上、参考にしてください。
日本には四季折々の魅力があり、いつ来ても楽しめます。
体調に気をつけて、素敵な日本の旅を楽しんでくださいね!

日本ってどのくらい大きいの?

今回は、お客様からよく聞かれる日本の基本情報をお伝えします。

2023年5月1日時点で、日本の人口は約1億2450万人です。
日本の面積は約377,972平方キロメートルです。日本は南北に約3,000キロメートル、東西に約400キロメートルと細長い国です。

ドイツは人口約8340万人、面積約357,022平方キロメートル、スイスは人口約880万人、面積約41,290平方キロメートルといわれています。オーストリアは、人口約891万人、面積約83,879平方キロメートルです。
日本はかなり大きな国だと思いませんか?日本人自身は、日本は小さな国だと思いがちですが、実はそれほど小さくはありません。

また、東京のような大都会のイメージがありますから、日本にはあまり自然がないと思いがちです。
日本の森林面積は約25,125,000ヘクタールで、日本の国土面積の約68%を占めています。
日本は島国であるため、海岸線が長い。その長さは約35,000キロメートルです。
これは、ベルリンから地球を一周する距離の約87.3%に相当します。

それから、北海道への旅行を考えている人は、北海道の面積が約7万8000平方キロメートルもあることを知っておくとよいでしょう。
ちなみにチェコの面積は約78,866平方キロメートルです。つまり、北海道はチェコより少し小さいだけなのです。
北海道の大きさをよく考えて、旅行を計画することをお勧めします。
日本人の旅行者の中にも、北海道の大きさを知らずに旅行する人がいて、北海道の人たちがよくびっくりしていますよ。

ごはんの前には「いただきます」

日本人は食事の前に手を合わせて「いただきます」と言います。これは礼儀作法のひとつで、子供の頃から教えられています。
「いただきます」は、「これから食事をいただきます」という意味ですが、仏教的な意味もあります。

日本人は古来より、動植物の命を人間と対等なものとして大切にしてきました。
そのため、食事の前には、これから食べる米、麦、野菜、魚、肉などの命に手を合わせます。
それは、「これから、あなたの命をいただきます」という意味です。
すべての命に感謝する。これが日本的な考え方です。
子どもが食べ物を残したり、好き嫌いをいうと叱られます。それは、何かの命を粗末にする行為だからです。

日本人は食べることが大好きです。
日本には、ミシュランの星つきレストランがたくさんあります。
でも、お金をかけなくても美味しいものは食べられます。
それは、昔から「何でもおいしく、感謝して食べなさい」と言われてきたからかもしれません。

外国人の日本での運転について

日本の地方を巡るために、レンタカーを利用したいと考える訪日旅行者も多いのではないでしょうか。
まず、運転免許証が必要ですが、すべての国際運転免許証が日本で有効なわけではありません。国際運転免許証にはいくつかの種類があります。日本で有効なのは、「道路交通に関する条約(ジュネーブ条約)」に基づく国際運転免許証です。
例えばオーストリアはジュネーブ条約に基づく国際運転免許証を発行しており、日本で運転することが可能です。しかし、セルビアやブルガリアはその国際免許証を発行していないので、これらの国の人は日本で運転することができません。

もうひとつ、ユニークな制度があります。
日本と同等の運転免許制度が認められている国の運転免許証は、日本でも有効な運転免許証だと認められるのです。
つまり、母国で普段使っている免許証で、日本で運転することができるのです。
スイス連邦、ドイツ連邦共和国、フランス共和国、ベルギー王国、モナコ公国、台湾がこれにあたります。
ただし、この運転免許証には、日本のしかるべき機関が発行した日本語訳が必要です。
この書類は原本を携帯する必要があり、コピーは無効です。
もちろん、本国の運転免許証の原本も携帯する必要があります。

合同会社かぐやライゼビューローでは、これらの国々の運転免許証の翻訳書類の入手をお手伝いしています。
また、レンタカーの手配も可能です。
その季節に応じ、おすすめプランの作成も承ります。

日本へのご旅行をお考えの皆さまへ /  9月20日時点の情報

** 9月12日の追記 → 現在(9月20日現在)でもまだ新しい情報はありません。

本日、さニュースが飛び込んできました。
訪日外国人の1日あたりの人数制限の解除、個人旅行の解禁、訪日外国人のビザ免除が検討されているようです。
しかし、様々な反発が予想されますので、慌てないでください。正式な情報をお待ちください。

 

!! 添乗員なしの個人旅行について、フェイクニュースに惑わされないでください。!!

9月7日現在、日本政府のガイドラインは以下の通りです。

1 日本の正規旅行会社は、コロナ感染防止に配慮した旅程を作成します。旅行者の意向により、その場で旅程を変更することはできません。
2 日本の旅行業免許を有する旅行会社または外国の提携旅行会社が協力し、往復航空券の手配、宿泊の事前手配を行います。
3 旅行会社は、感染症対策の徹底や個人旅行保険の加入について、事前に旅行者に伝え、同意を得ます。
4 旅行会社と旅行者の間で常に連絡を取り合い、旅行者の動向を把握する必要があります。
5 旅行者がコロナに感染した場合、旅行会社は正しい行動を旅行者に伝え、必要に応じて医療機関へ案内しなければなりません。
日本への旅行者は、ホテルだけでなく航空券も旅行会社を通して予約する必要があります。
そして、旅行会社からERFSという書類が発行され、旅行者はこの書類とパスポートを持って日本大使館に行きビザの手続きをします。
この手続きは、旅行の1カ月前に行うのがベストです。最低でも2週間は必要でしょう。また、現在、大使館は予約しないと訪問できないので、ご注意ください。

!! 追加情報!!!

海外旅行業免許を持つ旅行会社と日本の旅行業免許を持つ旅行会社が協力することは可能です。
しかし、すべて外国の旅行会社で手配はできません。
たとえば、海外の旅行会社が航空券やジャパンレールパスの手配をします。
そして、日本の旅行会社がホテルやガイド、レストランを手配します。
そして、どちらの旅行会社も、常にお客様の情報を共有し、安全な旅をサポートします。

旅行者は、ホテルや航空券を自分で予約することはできません。航空会社に直接予約することも、OTA(Opodo、Expediaなど)を通じて予約することもできない。もし、そのような自己手配をしてしまった場合、日本への入国を拒否される場合があります。

このガイドラインは将来変更される可能性があります。
どうか正しい情報を入手してください。

 

日本へのご旅行をお考えの皆さまへ /  6月10日からの変更

訪日団体旅行の受け入れが再開されました。
外国人旅行者の受け入れは、日本での登録がある正規の旅行会社のみ可能です。
また、旅行中は添乗員同行が義務付けられています。
マスクの着用や海外旅行保険への加入も必須です。
日本の検疫システム(ERFS)に登録できるのは、認可された日本の旅行会社のみで弊社も登録済です。

また、添乗員は日本の添乗員資格を持っている必要はありませんが、完璧な日本語を話し、当局と連絡が取れることが条件です。
もちろん、添乗員のお手配もいたします。

弊社は、お客様のために「受入証明書」を発行することができます。
この証明書を受け取った人は、個別にビザの手続きをしていただくことになります。
ビザの発行には5営業日(またはそれ以上)かかります。

団体旅行は1名様から承ります。
添乗員が必要なため、費用はかかりますが、視察旅行などにはよろしいかと思います。
マイナーな場所も含め、日本全国への旅行をお手伝いいたします。
コロナのため、旅行業界はかなり変わっていますが、都度、最新情報をお調べしてご案内さしあけます。
お問い合わせをお待ちしています。

合同会社かぐやライゼビューロー
杉江 真理子